フィリピンのお菓子

調査船専属のクルーとは本当に仲良くしてもらっている。
一番若い人が今31才、上は還暦間近の人までフィリピン人クルーが10人くらいと
アメリカ人のキャプテン、チーフ、ボスの構成。
クルーはビザの関係もあって、6ヶ月ごとに2-4ヶ月の休暇を取りに母国へ帰る。
今日はお世話になった4人が帰って、秋に休暇のため帰国した4人とまた再開の日だった。
3ヶ月後、彼らがバミューダに戻ってきた時には私は帰国しているので
本当にお別れは寂しかったけど船乗りはさよならは言わないらしい。
確かにこんなにフィリピンからも日本からも離れた所でこんなに仲良くなれて
また会えるかもしれないからSee you,気をつけてねーとお別れをした。
いい人達ばかりだったからフィリピンにも行ってみたいと強く思った。
今日は珍しくパーティーはなしで、みんなでお茶会。
クルーの友だちでバミューダ在住13年の女性にもよく相談にのってもらって大好きだったのに
この日曜日に帰国するということで本当に寂しかった。
夜の飛行機でバミューダに戻ってきたバディーから袋一杯のお菓子と
有名なボクサーのロゴが入ったキャップをお土産にもらった。
4ヶ月ぶりの再開だったバディーは、休暇中に母国でレストランを2ヶ月限定でオープンして
すごく忙しかったということで、すごく体重が落ちていた。

この中のHanyというお菓子がピーナツバターを固めたみたいな見たことないお菓子で
すごく美味しくてはまってしまった☆

すごい一日。


Bermudaでは絵葉書、切手、25セントなどあらゆる所で目にする
この美しい鳥。正式名称は分かりませんが
みんなBermuda long tail や White-tailed Tropic birdなどと呼んでいるみたいです。
生息地はBermudaだけに限らずインド洋や西太平洋にもいるとのことですが
こっちに来て、イラストや写真で初めて知りました。
昔からバードウォッチングが好きなので帰るまでにどうしても見てみたいと思ってました。
繁殖地の崖とかいかないと見られないのかなぁというイメージ。



昨日は自分のラボの調査で朝8時から夜6時まで海。
小さい小さいボートの上で3人。
ラボの技官さん2人=リーダー釣吉ティムとダイビングイントラ資格も持つレイチェルと自分。

1本目のダイビングで、私の今の研究に必須の50万円の計器が
ボートの揺れで壊れた事が判明して気分がすごく凹んでいました。

ダイビング間の水面休憩中に釣り糸を垂らしたり沖に出たり。
釣りは小学校以来やったことないので、やり方わからないし計器壊れたし乗り気じゃなかったのですが
私も釣竿じゃないただの釣り糸のタイプを握らされ、ぼーっと
カツオノエボシが、お風呂で遊ぶおもちゃのようにプカプカたっくさん浮いているのを眺めたりしていました。

しばらくすると、少し離れた所で数匹の魚がジャンプを初めて
リーダーの釣吉氏が「キハダマグロだ!!」と叫びそちらへ急行。
ボートの周りが20m✕50m位の範囲、まるで沸騰しているかのようにボッコボコ!
そして餌もついていない釣り針にサバが数匹かかり、この沸騰はサバの群れだとわかりました。
それを狙ったキハダマグロがアタックを繰り返し、
それだけでも銀系の群れを見るのが大好きな私は
今すぐ釣りをやめて、ここに飛び込んで
水中激戦を見たい!!!とアドレナリン出まくりで興奮していた所へ
白い何かが空から突っ込んできてまた飛び上がるのが見えました。



注)カメラこんな時に限って持っていなかったので写真はgoogle imageより。

長い尾、白い羽!
間違いなく、ずっと見たかったロングテール!!
可愛いから勝手に小鳥くらいかと思っていたので、私の想像以上に大きく美しいカモメという感じでした。

水面から飛び出て、空中で宙返りしてまた水面に突っ込んで行く時の優雅さ、かっこよさといったら...
うまく表現できないけど「火の鳥」のようでした。
何度かダイビングを繰り返しサバではなくトビウオをゲットして
魚を持っている時は優雅に飛べないらしく、バッタバッタと沖へ去って行きました。
どこか遠くに巣があるのかな?

ティムとレイチェルは鳥にはあまり興味ない様で
一人放心する私をよそに釣りに熱中。
すると何やら長い魚がかかり、遠くの方で体をくねらせながらジャンプ!
ラクーダかワフーか?と言っていたらマヒマヒ(シイラ)でした。
(これは写真撮ったのでいずれ画像追加します)

3本目のダイビングでは水中で1m超えのクエが調査している私たちの周りを
堂々と回りながら明らかにこちらをゆっくり観察して去っていき圧巻でした。
しかし別の先月買ったばかりの用具の先端も欠け、
いいことと悪いことがいっぺんに起きた長い一日でした。

サバの群れと戯れたくて潜りたくてアドレナリンが出たのか
あの興奮する感じが釣りの醍醐味なのか、自分はどっちにドキドキしたのか
未だよくわかりませんが、釣りも始めてみたいなと思いました。

これまで12本Bermudaで潜り、大西洋と太平洋では海中景観が違うから
それはとても面白かったですが、何か特別なものをまだ見ていなかったので
太平洋の方がダイビングは面白いなと勝手に思っていたのですが
いやいや、自分のここでの経験が浅かっただけでした。
すぐ判断してはダメですね。反省。
やっぱり海はどこも面白い!!

Potluc


私のハマサンゴタンク。
一時、サンゴの健康状態がすごく悪くてどうしたらいいのかすごく困ったりしたけど
今はなんとか持ち直している。
週に2回掃除して、毎日11時〜12時半くらいにスペクトラ計測して
体力仕事も多くて腰も背中もバキバキだけど、これがサンゴ関係だから楽しいんだな♪♪

Tank


私のハマサンゴタンク。
一時、サンゴの健康状態がすごく悪くてどうしたらいいのかすごく困ったりしたけど
今はなんとか持ち直している。
週に2回掃除して、毎日11時〜12時半くらいにスペクトラ計測して
体力仕事も多くて腰も背中もバキバキだけど、これがサンゴ関係だから楽しいんだな♪♪

酔い止め

今日は朝8時から夜6時くらいまで海で調査の予定だった。
今週は風が強くて海況があまりよくない。
全部準備してウエットスーツにも着替えて
出港したけれど湾外に出たら波が高くて調査はできないねとなって
釣り糸垂らしながらゆっくり帰ってきた。

それ自体もとても残念だったのだが、この後が辛かった。

波が高かったので普段は飲まない、こっちで友人にもらった酔い止めを飲んでみたんだけど
もうボートの上にいる時から眠くて眠くて。
実際少しウトウトした。

戻ってきてランチ食べてる時もひどい倦怠感、だるい、気持ちが悪い。

ランチ後少し横になろうと思ったら40分位爆睡してしまった。
しかも目覚めて今が朝なのか昼寝後なのか朦朧とする始末。
意識だけ「今何時?寝坊した?」と焦るのに体が全く動かない。

たかが酔い止めでも体に合う合わないがあるんだな。
もう二度とこの薬は飲まないことにしよう!

ベーリング海プロジェクト

今日から3日間ベーリング海プロジェクトという結構大きな
プロジェクトのミーティングが研究所で行われています。
http://bsierp.nprb.org/

荒れるベーリング海
カニで一攫千金
命がけのベーリング海

とそんなイメージばかりでしたが研究者の方々の中には女性も多く
なぜか髪の毛を三つ編みにしているアメリカ人男性が4人もいました。
年齢バラバラ。流行ってるのかしら。

40人位来ていて久しぶりにカフェテリアが活気づいていて嬉しいです。
食事中もあっちでもこっちでも科学のお話♪♪